スタッフの児玉です。
今回は、ビジター制度について取り上げます。
これは文字通り、所属先とは別の提携施設でトレーニングを行なえるシステムです。提携施設の会員さまか、鳥取/本部で合宿を受けられた方であれば、既定の料金でご利用いただけます。
W.W.宝塚の場合だと3,300円(税込)です。NPB(プロ野球)選手やツアー中のプロゴルファー、大阪場所や地方巡業の力士の方々にご来館いただいています。夏の甲子園に出場される高校球児の方が利用されたこともあります。
このように所属先でトレーニングできない状況で、アスリートの方がよく活用されています。
意識の高い方は、こうした際も大会前後の時間をじつに有効に使われます。ビジターを活かすことで、大切な試合前日の最終調整が可能になります。数日におよぶ大会期間中のコンディションも維持しやすくなります。
あるテニスの女子選手の方は、毎年開催される全日本の大会に合わせて、定期的に提携施設をビジター利用されていました。
もちろん、トレーニングは日常がベースです。反応のよい日も、そうでない日もトレーニングを続けていく中で身体は変わります。
ビジターは、そのベースの上のプラスアルファになり得ます。もちろん、強制されてするようなものではありません。大会前だと休養、準備の時間もあるでしょう。ご本人がトレーニングされたいかどうかに尽きるとお考え下さい。
これは、1年の試合日程を計画する際でも、ビジター制度を活用することで、コンディションの面での不安を減らせるのではないでしょうか。
ただ、初めてだと使い勝手が違って戸惑われるかもしれません。休館日、営業時間、マシンのラインナップなど、トレーニング環境は各施設によって異なります。
初めて他の施設をご利用になる場合には、所属先のトレーナーに訊ねていただくか、前もって1度お試しいただくとよいかと思われます。
試合直前のアスリートの方にマシンに触れたいと思っていただけるなら、これほど嬉しいことはありません。
P.S.
今回は、『時間のデザイン』井上 新八さん(サンクチュアリ出版)です。本好きの方なら、ブックデザイナーの井上さんの名前をどこかで目にされているかもしれません。やりたいことを習慣化する方法を、実体験に基づいて書かれています。この本を読んで、業務中の1時間休憩の過ごし方が充実してきた今日この頃です。