スタッフの児玉です。
トレーニングでは、マシンだからこそ得られる反応があります。これを求めて、従来のトレーニングをされている方も当施設に来られます。その目的は、故障改善やスランプの打破、新たな身体反応の獲得などです。
先だっても、ボディビルのカテゴリーのひとつである「ビキニフィットネス」をされている女性の方が体験に来られました。感覚に優れた方で、軽く感じるトレーニングなのに身体の奥が熱くなった、という感想とともに入会を決めてくださいました。
この運動量の高さは、マシンの機能に尽きます。
誘導される動作の軌道、負荷の変化が、しなやかさ、加速動作とともに身体の深部の筋肉の活動を引き出してくれるのです。
このあたりの身体感覚は○✕ではありません。すぐさま感じる方もあれば、時間をおいてから実感される方もあります。そこに優劣はありません。
これまでで印象的だった例として、ある競輪選手の方のことが思い出されます。
その方は、「G1」というトップ選手のグレードのレースにも出場経験があるレベルで、身体の厚みも太もものサイズも半端ではありませんでした。常日頃から100kgを超える重量を用いてフリーウエイト・トレーニングをなさっていました。
その方に「HipJoint 4D-2000」というマシンで「回内」という種目をお伝えしたところ、初期設定の10kgより重い重量も試してみたいと所望されました。その感覚を尊重し、危険のないことを確かめつつ、その日はMAXの25kgまでを試して終了となりました。
後日、ふと見るとその競輪選手の方が重量を10kgに戻されています。不思議に思い、その理由をうかがうと、10kgの方がよい感覚が得られたので初期設定に戻されたとのことでした。さすがだと唸りました。
1度上げた重量を下げるのは、レベルダウンするかのような印象を受けます。そこで躊躇される会員さまも当然いらっしゃるのです。まよわず重量設定を下げられたところに、ぎゃくに一流選手の感覚の鋭さを見る思いでした。
軽いのと軽く感じるのとは、まったくの別ものです。
重さ、きつさを基準に考えると、トレーニングで求めたい方向性は狂います。運動量を云々(うんぬん)するには、理にかなった動作が大前提なのです。
P.S.①
『美しい本屋さんの間取り』(株式会社エクスナレッジ)。書店は憧れの場所なので、紹介されている店舗独自の工夫には思わず引き込まれました。木製の簀の子(すのこ)を裏がえすと書棚として利用できるというのは、目からウロコでした。
P.S.②
このブログを目にして下さった方から、紹介される本のジャンルがバラバラですね、と言われました。これはひとえに、わたしが通っていた京都/烏丸(からすま)四条の「くわざわ書店」で出会った平積み書籍の影響が大です。くまざわ書店さまは、惜しまれつつ今年の6月に閉店され