#51 レイアウト

スタッフの児玉です。

マシンのレイアウトには、その施設のカラーが表れます。

 

全国の提携施設には、一戸建て、テナントなど、さまざまな形態があります。室内のかたちも、矩形(くけい)、Lの字型といったように場所によって異なります。

首都圏であれば、ビルのワンフロアを使用されている施設もあります。

ひとつとして同じものはありません。マシンレイアウトも同じです。これが、その施設の特色になります。

 

床面積はもちろんですが、マシンのレイアウトに影響するのが、①壁 ②柱 ③天井の高さ、の3点です。

 

① 壁は、窓の位置や大きさ、それに加えて凹凸や間接照明の有無を指します。これがマシンの、壁からの距離を決め、配置を左右します。

② 柱の場合、耐震構造の面から、どうしても室内の中央付近に大きな柱が来ます。そのため、柱のそばにマシンや観葉植物を置いたり、鏡を設置したりすることによって、その存在を悪目立ちさせない工夫が凝らされるのです。

③ 天井の高さも、レイアウト上の制限になります。マシンには2mを超えるものもあり、梁(はり)が低いところだと、本来そこに置きたいマシンを置けないというケースも生じます。天井の高さの点では、W.W.宝塚は恵まれていると言えます。

 

物件に100%完璧なものなどありません。

制限、条件があることで、与えられた空間が活かされるのかもしれません。

レイアウトを考える上で欠かせないのは、立体的なイメージです。

図面上では完璧だったのに、じっさいにマシンを置いてみると、マシンのアクリル板が視界や鏡を邪魔することがあります。となりのひととの距離感、目線が気になるといった意見も出てきます。安全面から、会員さまの動線を考えることも欠かせません。いろいろな要素をかんがみながら、落としどころをかんがえる作業と言えます。

 

そして当然ながら、マシンだけではジムは成立しません。会員さまの存在が加わってこそ、ジムの空間は創り上げられます。忘れてはならない部分です。

ちなみに、W.W.宝塚では、臨時休館日にマシン6台を30cmほど移動させました。近い将来マシンを増やせるよう、レイアウトを見直しているところです。

 

P.S.

『オカダのジショ』岡田 准一さん(マガジンハウス)

『オカダのはなし』につづき、雑誌ananでの連載がまとめられた本です。岡田准一さんは俳優であるとともに、読書家としても有名です。また、ジークンドー、ブラジリアン柔術を修められる武道家でもあります。その感性に触れられる1冊です。

 

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