#55 時間をかけたこと

スタッフの児玉です。

時間をかけられるのは、好きなことだけです。

 

通っている割烹(かっぽう)のお店で、2人の若い料理人の方が辞められることになりました。男性の方は九州で、女性の方はニューヨークで修業してから出店されるとのことです。

大将は、「ひとつの店で働いた年数が、信頼になるんですよ」とおっしゃっていました。

飲食業界も、ひとつの店で一定の年数を続けられるひとが減っているそうです。

 

あたらしい環境へ移るのは、大きな転機になります。

環境が変わってよい流れが来るのは、単なるラッキーではありません。

それまで時間をかけてきたことが、きっかけを得て、花ひらいたと言えるでしょう。

 

オープン当初からの男性会員さまが、単身赴任のため退会されることになりました。

トレーニングに熱心な上に、会話していると、スタッフや周囲の方まで明るくなるような気持ちのよい会員さまでした。

W.W.宝塚の空間を大切にしてくださっていることが、おのずと伝わってきました。

 

周囲のひとを思いやれる方は、魅力的です。

目立たないけれど、さりげない配慮をされる会員さまは、おそらく、仕事、スポーツ、プライベートの場でも、自然にそうされているに違いありません。

ほかの方への思いやりは、ご自身のトレーニング時間を充たすことにもなります。

 

ジムで目にする周囲の方への配慮は、いくつかあります。

使いたいマシンが他のひとと重なったら、笑顔で相手にゆずられる。

マシンが終わったら、待っていた方に会釈で、それを伝えられる。

鏡に向かっている方の前を横切らない。横切るなら、手を軽くかざして通られる。

こうした行為はルールというより、エチケットです。

そうした心づかいが、ここちよい空気感につながります。

ここちよい空気感だと、トレーニングの感覚も高まります。

 

その男性会員さまは、単身赴任先でもトレーニングを続けていただけるそうです。ご自愛の上、よい日々を過ごされることを願うばかりです。

 

P.S.

『書店を守れ!』今村 翔吾さん(祥伝社新書)

今村翔吾さんは時代作家の方ですが、あわせて書店を経営されていることを、この本で知りました。書店経営の内実、「本の甲子園」という今後の企画など、興味ぶかい内容でした。これから先、街の書店がよいかたちで続いていくことを、切に願います。

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