#58 ドラマ&映画 ③

スタッフの児玉です。

言葉には、力が秘められています。

 

『あんのリリック』は、2021年にWOWOWで放映されたドラマです。言葉、表現をメインテーマにつくられた作品です。

主演は広瀬すずさんで、友だちと良好な関係を築くのが苦手な女子大生の役です。独りで言葉、表現に浸る生活を送っている中、ラップの作詞と出会うという設定です。

共演の宮沢飛魚さんの役は、広告代理店で働きつつ俳句を続けている男性です。この2人が出会うことで物語が動き出します。

以前、このブログで挙げた加藤楸邨(かとう しゅうそん)の句も、この作品で初めて知りました。

 

鳥取/本部の小山裕史先生について、最初に教えてくれたのはトレーニングに造詣の深い兄でした。

兄は、小山先生がボディビル/アジア選手権に向けてトレーニングされる貴重な映像とともに、雑誌、新聞の記事を見せてくれました。

小山先生が綴られる動作表現は別格で、ほかでは決して出会えないものでした。

そうして時を経て、鳥取/本部の競技合宿で、小山先生の指導、表現に直(じか)に接することになります。

 

研究に裏打ちされた動作の説明は、きわめて専門的で、かんたんには理解などできませんでした。それでいて、それまでにあった多くの悩みが解消されたのです。

小山先生が発せられる一言は示唆(しさ)に富み、1度では飽き足らず、くり返し鳥取へ足を運ぶことになります。

追究された動作に関する表現に、気づくと心酔していました。

本部で取り組まれるアスリートの方々のエピソードにも、魅了されました。

それが蓄積され、トレーナーになりたいと思うに至ったのです。

 

トレーニングと表現の魅力は、尽きることがありません。

動作も言葉も、どちらも表現という一点で共通しています。

それは、鳥取/本部だけでなく、日ごろのW..宝塚での日々でも、つねに胸の奥で感じています。

 

P.S.

READ』中村 佑介さん(飛鳥新社)

中村 佑介さんの書籍イラストをまとめた1冊です。イラストレーターを見ていると、際だつ個性に気づかされます。個性は、試行錯誤の中から確立されるのでしょうが、それを下支えするのは紛れもなく、たしかな基礎なのだと強く感じます。

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