スタッフの児玉です。
新たな流れは、出会いから生じます。
ジムでは、それまで重なることのなかった交流が生まれます。
ベテラン男性会員の方が、がんばり屋の高校球児の方と談笑される場面があります。
ご夫婦会員さまが、お嬢さんと同じ部活の大学生に声をかけられることもあります。
女性会員の方が、小学生会員のお母さまが抱っこされた赤ちゃんをあやされたりします。
どれも、このジムならではのシーンです。
ここ最近だと、陸上の投擲(とうてき)競技をされている女性と、プロゴルファーの女性の方が、知らないうちに親しくなっておられました。
競技が異なるので利害関係もなく、同じアスリートとして共感されるものがあるのでしょう。更衣室で会話が弾んでおられる雰囲気は、とても華やかです。
トレーニングも、出会いです。これは、ひととの出会いと何ら変わりません。
気づいたら夢中になっていた、という部分を忘れずにいたいものです。
はじめての感覚を楽しむ。
競技の変化に、悦びを感じる。
これまでにない身体反応におどろく。
どれも、身体や内面で生じるものであり、大切にしたい部分です。
こちらの施設のキャッチコピーのひとつは、「『変われる予感』が、ここにある。」です。
「変われる予感」という言葉は、スタッフになる前、小山裕史先生から教えていただきました。トレーニングに取り組みだされた頃のイチロー選手が、小山先生からマシンと動作の指導の後に発せられた言葉とのことです。その遥か先で、メジャーであれだけのことを成し遂げられたのを思うと、眩暈(めまい)に似た感覚をおぼえます。
春をむかえ、これからの予感がふくらむ季節になりました。
トレーニングを始めたばかりの方は、はじめての変化を感じてみて下さい。
長く続けられている方は、さらなる変化、深まる感覚を味わってみて下さい。
これから始められる方は、最初の感覚をぜひ楽しんで下さい。
予感を胸に、スタッフのわたし自身も気持ちを新たにしています。
P.S.
『悪と嘘を描く』武論尊さん(小学館新書)
平成の頃、一世を風靡(ふうび)したマンガ『北斗の拳』の原作/武論尊さんの著書です。棚差しの新書を見つけ、レジに直行しました。マンガは漫画家の作品ととらえ、変なこだわりなく何度も原案をつくり変えられる姿勢が胸に響きます。

