スタッフの児玉です。
続けたからこそ、出会えるものがあります。
先だって、トレーナー2名で鳥取/本部研修に戻ってきました。休館日の1日のみでしたが、そのぶん集中的に指導を受けられました。
シューズの展開、NewCAM搭載マシンのバリエーション、B.M.L.T.CAMマシン®と模倣品マシンとの比較など、多彩な内容でした。整理して、少しずつ会員さまにお伝えしてまいります。
今でも、鳥取/本部の空気を吸うと、研修生時代が思い出されます。合わせて、最先端の研究を目の当たりにすることで、新たな意欲が湧いてきます。この研修の時間が、W.W.宝塚での日々に新鮮さをもたらしてくれるのです。
今回、思いがけない再会もありました。
わたしがW.W.京都スタッフだった頃、京都大学の大学院に在籍された男性会員さまで、初めて体験トレーニングに来られたときの担当がわたしだったのです。いまから10数年前ですね。競技などはされていませんでしたが、トレーニングそのものに興味を抱いて熱心に来館され、スタッフの誰からも好感を持たれる方でした。
就職後もトレーニングを続けてくださっていて、赴任先に合わせ、いくつかの提携施設に在籍されたそうです。ある島に赴任された際には間が空いたそうですが、環境が変わる中でも続けて下さっていたのは嬉しいかぎりです。そしていまも、トレーニングへの興味を持ちつづけて下さっています。
トレーニングを始めて数ヶ月は、どの種目も新鮮な感覚です。初めてのマシン、バリエーションをされる会員さまは、どなたも活き活きとした表情をされています。
では、先々でトレーニングが飽きるかと言えば、そんなことはありません。つづけていくことで、また新たな感覚が生まれます。
以前は感じとれなかった感覚が得られることがあります。ピンと来なかったことが理解できるようになることもあります。じぶんの身体、動作が変わってくるのです。
時間が経った時にどのような感覚を得られるのか、これも楽しみになります。
わたし自身、ここ最近、あらためてトレーニングへの興味が深まっています。
10年後、半年後、いま、その時々において得られる感覚があるのです。
P.S.
『パンチラインの言語学』川添 愛さん(朝日新聞出版)
マンガや映画に出てくるセリフの魅力を、言語学の観点から楽しく述べられた1冊です。川添 愛さんの著書を読んでいると、言葉の端々からプロレス愛がのぞいているのを感じずにいられません。これも、欠くことのできない魅力です。