#42 ライブとプラスアルファ 

スタッフの児玉です。

プラスアルファは、なにかを変えるきっかけになります。

 

ある女性会員さまから、12月下旬にミュージシャン/B❜zのライブに行かれることをお聴きしました。先頃リリースされたニューアルバム/『FYOP』ツアーです。

FYOP」とは「Follow Your Own Passion」の略で、「情熱のままに」といった意味でしょうか。松本孝弘さんの作曲とギター、稲葉浩志さんの作詞と歌唱というスタイルで30年以上活動されて、なお鮮やかで新しい曲を生み出されているのには目を瞠(みは)るばかりです。

 

かつて、はるか以前ですが、何度かライブ会場にも足を運びました。とりわけ鮮明な記憶は、ライブ会場で流れていたBGMのことです。

ライブ終了時、松本さんと稲葉さんは、会場で「おつかれ~~~ッ!」と唱和した後に、アリーナの両サイドのファンのひと達へ挨拶に向かわれるのが恒例(こうれい)です。

 

この時、会場内にはBGMが流されます。

このBGMは当然B❜zの曲なのですが、耳を澄まして聴いてみたところ、まったく聴きおぼえのない曲が流れているではありませんか。じつは、当時まだリリースされていなかった「Buddy(バディ)」という曲を、ライブ前にレコーディングして会場内で流されていたのです。

 

ライブに来たファンのひと達のために、そこまでエネルギーを注がれる姿勢に胸を打たれました。多くのファンをつかまれているのには、やはり理由があります。

このプラスアルファは、メインとなるライブもすばらしかったことで特別なものになりました。仕事、サービス、そしてトレーニングに通じるものを教わった気がします。

 

先日、ご入会されたばかりの小学生会員の男の子から、「メニューが早く終わったので追加していいですか」と訊ねられました。身体の変化を感じておられるのは、その目の輝きからわかります。もちろん、大丈夫なことをお伝えしました。

 

こうした気持ちから、プラスアルファとしてトレーニングされるのは、それがごくわずかな時間であっても価値がありますね。

プラスアルファは、やみくもに量を求めることとは異なります。こうした気持ちが、身体、動作を変えていくのではないでしょうか。

 

P.S.①

『ちはやふるplusきみがため』第5巻、末次由紀さん(講談社)。

人気マンガ『ちはやふる』の続編ですが、見開きの構図や人物の表情の画がより洗練され、単独作品としても楽しめます。次巻の発売が今から待ち遠しいほどです。

 

P.S.②

『パリピ孔明』第2223巻 四葉夕トさん原作/小川亮さん漫画。

書店で思わず「抜かった」とつぶやきました。8月の22巻発売を見逃していたのです。ファンを自認する身として迂闊(うかつ)でした。転生した諸葛孔明が、ひとりの女性歌手の夢を叶えるために軍師を務めるという奇想天外なストーリーですが、作中の演奏、歌唱のシーンが魅力的で何度も励まされています。

 

 

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