スタッフの児玉です。
簡単に見えるものほど、洗練されています。
私は、鳥取/本部での1年間の個人研修を経て、現場に立ちました。
W.W.宝塚に至るまでに、4つの提携施設の現場を経験しています。
最初は、W.W.京都のスタッフとして加入しました。2011年3月のことです。
W.W.京都/初代会長は、風間八左衛門氏です。
漢方の㈱ツムラの社長、会長を歴任された方です。経営難だった時期の㈱ツムラの再建を担われたことで有名です。その再建の際に打ち出された標語は、「3S」でした。
読み方は、「スリーエス」です。「シンプル、スリム、スピーディー」の頭文字です。京都スタッフだった頃、この標語を教わりました。業務をシンプルにして、ムダを削り、スピードを上げるという意味です。ビジネスの鉄則として、今も覚えています。
この鉄則は、マシンでの動作にも通じると感じています。
シンプルに見える動作ほど、精度が高いのです。
精度の高さは、スピード、パワー、快適さにつながります。
W.W.京都は、開設した当時、関西唯一の提携施設でした。
マシンの過渡期で、B.M.L.T.CAMマシンが登場し始めた頃です。
W.W.京都では、B.M.L.T.CAM未搭載の旧マシンも併設されていました。
特筆すべきは、全国でも初となるHipJointの登場です。
HipJointの様子を見るために、全国の提携施設から視察が相次ぎました。
マシンの進化で、追求したい動作との距離が縮まりました。
フリーウエイト、旧マシンよりも、さらに動作ポイントを掴みやすくなったのです。
現在、B.M.L.T.CAMマシンの見た目だけをマネしたマシンが出回っています。
上辺だけの模倣は、メッキのようなものです。同じ反応は得られません。
開発までの研究データが桁違いなので、比較にすらなりません。
本当に事故のないように祈るばかりです。
W.W.京都には2020年まで10年間、お世話になり、私は京都を離れました。
他に、松山、神栖、新町の各施設を経て、現在のW.W.宝塚に至っています。
今になって、4つの施設での経験のすべてが、つながっているのを実感します。
P.S.①
『ちはやふるplus 君がため⑦巻』末次 由紀さん(講談社)
ついに、主人公/長良 凛月(りつ)の母/和泉の高校時代が明らかになりました。富士崎高校の桜沢 翠先生との馴れ初めも語られます。和泉が団体戦優勝の金メダルをもらって涙を流すシーンがあります。この涙が、とても美しく描かれています。
P.S.②
『プーさんの鼻』俵 万智さん(河出文庫)
歌人では、俵万智さんの言葉のセンス、表現に魅了されます。誰もが知る言葉であっても、俵万智さんの手にかかると印象が一変します。魅力あふれるフレーズに生まれ変わるのです。人の心の奥にある共感が引き出される、魔法のような短歌集です。
P.S.③
『白い夜のセレナーデ』赤川次郎さん(光文社文庫)
1年に1冊刊行の杉原爽香シリーズの1冊です。登場人物も、新刊ごとに1歳ずつ年齢を重ねます。まさか、これほど長く続くとは想像できませんでした。陰惨な事件が描かれながらも読後感は爽やかです。最新刊でも、読後感は変わりませんでした。

