スタッフの児玉です。
ちがう環境に接すると、日常が違って見えてきます。
中学生の頃、剣道を習っていました。京都府の北部、東舞鶴の道場です。
最初は両親の勧めで、習い事として始めました。正直、稽古より遊びが好きでした。
それでも稽古を続ける中、試合で勝てるようになり、気持ちに変化が起こりました。いつしか、より強くなりたい気持ちが膨らんできたのです。
剣道ができるのが楽しく、限られた時間を意識して稽古しました。
次いで、稽古を増やしたくて、隣町にある西舞鶴道場に出稽古をお願いしました。
同じ系列とはいえ、西道場は館長が違います。
当然ながら、雰囲気、稽古内容も異なります。西道場では、かかり稽古1回当たりの時間が長く、回数も圧倒的に多かったのです。
かかり稽古とは決められた時間、元立ちを相手にひたすら打ち込み続ける稽古です。
西道場は一戸建てで、決して大きくありません。道場生が密集する中で、延々と稽古が続くのです。けた違いのきつさを味わいました。
西道場へは週2回ペースで通い、稽古は週4日から6日に増えました。
身体が付いていかなかった稽古も、続ける中で不思議と、こなせるようになります。
体力が余裕を生み、技術も目に見えて高まりました。
出稽古の利点は、体力、技術だけではありません。意識が変わることです。
当たり前に思っていた日常を、ちがった角度から見られるようになるのです。
私の場合、東舞鶴の館長から直々の指導を受ける恩恵に気づきました。
『星の王子さま』の「大切なものは、目に見えない」という言葉が思い浮かびます。
トレーニングであれば、ビジター利用が出稽古に当たるでしょう。
この夏、テニスをしている小学生の方が、ビジターでW.W.宮崎さまに行かれました。
サーファーの会員様は、W.W.横浜さまへの来館を検討されています。
各地に、提携施設があります。
違う提携施設に行く機会があると、じぶんの所属先の特長を実感できます。
日常の感覚が鮮明になれば、身体の変化も、おのずと高まります。
2箇所の対比から、見えてくるものもあるのです。
P.S.
『証言 UWF「道場」の光と影』佐山 聡さん他(双葉社)
道場に焦点を当てて、プロレス団体のUWFの栄光が語られます。事故、分裂、仲違い等、当時の周辺状況も述べられます。時代の最先端を行くものは、注目を浴びる中で急成長します。UWFもまちがいなく、あの時代の潮流を変えた団体でした。

