#85 強い風の中で。

スタッフの児玉です。

日々を送っていると、気持ちの切り替えが大切です。

 

アスリートの会員さまは、大会に向けて練習、トレーニングに取り組まれます。

成果が出て好成績を収められるなら、素晴らしい限りです。

とはいえ、良い結果ばかりではありません。

トレーニング動作がよくなっていても、すぐさま競技に直結しない時期もあります。

 

先頃、実業団所属で陸上をされている女性選手が、秋の大会に出場されました。

投擲(とうてき)の競技です。

この大会の結果は、実力に見合ったものではありませんでした。

様々な要素から、思い通りの結果が出ないケースもあるのです。

この時、真摯にトレーニングしていた人ほど、落胆は深くなります。

この落胆した状況から立て直すことに、アスリートは向かい合います。

 

以前、このブログで、NPB/日本プロ野球選手の話題を取り上げました。

体調不良を乗り越えて、1軍に復帰された選手のことです。

この時、「疾風に勁草(けいそう)を知る」という故事を挙げました。

強い風が吹く時ほど、つよい草が見えてくるという意味です。

ジムで働いていると、苦境から立て直すアスリートの強さを目にします。

気持ちも身体と同じく、しなやかさが欠かせないと実感します。

固いだけだと、ポッキリ折れてしまいます。

 

この立て直す時期、支えてくれるものがあるのは、ひとつの強みです。

音楽が、力を与えてくれることがあるでしょう。

ドラマや小説、マンガが、支えになることもあるでしょう。

周囲の人との会話で、気持ちを切り替えられることもあるでしょう。

そして、トレーニングそのものも、流れを変えるきっかけになると信じています。

 

陸上の女子選手も、気持ちを切り替えて、トレーニングを再開されています。

悔しくないはずがありません。それでも前を向き、ジムに足を運ばれています。

前を向く姿に、畏敬の念をおぼえます。

トレーニングは、積み重ねていくものです。

今のトレーニングが、どこかで実を結ぶことを信じています。

 

P.S.①

『新聞のススメ』高井 宏章さん(星海社)【再読】

新聞は、世の中の流れとともに新刊本に出会う場として、日常に欠かせません。豊島ミホさんの『リテイク・シックスティーン』を知ったのも、この本でした。新聞の良さを再認識できる、良書です。

 

P.S.②

『こう見えて元タカラジェンヌです』天真 みちるさん(左右社)

様々なおじさん役を、コミカルに演じた元タカラジェンヌ/天真さんの著書です。宝塚音楽学校の受験から引退までの、数々のエピソードが綴られます。多くの失敗を乗り越えていく工夫、姿勢からは、読者へのエールが感じられます。

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