スタッフの児玉です。
トレーニングを続けていると、余裕の大切さに気づきます。
通勤で使っている阪急/京都線には、座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」があります。500円で、指定席が設けられた車両に乗れるサービスです。
阪急電車の車内では、この「PRiVACE」のCM映像が流されています。
何種類かある中に、1人の若いビジネスマンの通勤風景から始まるものがあります。
始まりは、「最近、なんだか余裕が出てきた」とのモノローグです。
その足どりは、周囲のひとより、ゆとりがあります。そして、「PRiVACE」の座席にかけた彼の、「落ち着く時間が、増えたからかな」というセリフで締めくくられます。
余裕のあること、その大切さが伝わるCMです。
先だって、陸上をされている女子高生の方がトレーニングに来られた時のことです。
ご来館の方の少ない、ゆったりとした時間帯でした。
彼女は、短距離の選手です。マシンに座りながら、前日の大会で優勝されたとの報告をお聴きしました。
それを耳にした隣のマシンの女性会員さまが、さり気なく拍手してくださいました。
「優勝」の言葉が聞こえたので、とのことでした。こうした行為も、余裕の表れでしょう。
どなたも、それぞれの生活で忙しい中でジムに足を運ばれています。それでも、じぶんのことだけに終始するのは寂しいものです。
周囲を気づかえる余裕は、魅力的です。
トレーニングばかりでなく、気の持ち方や環境も、身体の反応を左右します。余裕を生み出せると、巡り巡って、じぶんの変化にもつながります。
わたし自身、W.W.宝塚に通い始めて3年半が経ちました。ようやく通勤にも慣れて、しごと、トレーニングが回り出しました。
マンネリは一般的には良くないものと言われますが、そんなことはありません。一定の流れができてきたということです。
マンネリを感じるところまで届くと、つぎの変化を求められるようになります。
変化と余裕とは、切り離せない関係にあります。
P.S.
『スペードの女王』栗本 薫さん(「グイン・サーガ・ワールド3~8」所収/ハヤカワ文庫)
ミステリの伊集院大介シリーズのラストです。栗本 薫さんが逝去され、続きをもう読めないと思っていた矢先、この遺稿が数回に分けて連載されました。未完は残念ですが、この作品の掲載に尽力されたスタッフの方に敬意を表します。

