#69 立ち止まる時間。

スタッフの児玉です。

大切な時ほど、立ち止まる時間が欠かせません。

 

先日、映画『Perfume コールドスリープ』を観ました。2025年で活動を停止したPerfumeのライブを追ったドキュメンタリーです。

実際のライブも見事なのですが、本番前の舞台裏に目が釘付けになりました。

メンバーとスタッフとの会話、会場準備、リハーサルの場面が描き出されます。

 

Perfumeのメンバーで、活動停止(コールドスリープ)を発表する文言を相談するシーンもあります。

ファンに少しでも正確に伝わるように、丁寧に、一言一句を選び抜かれます。Perfumeのメンバーだけでなく、ほかのスタッフとの意見交換もあります。

ユニットが3名だけでなく、スタッフとともに成り立っているのが、わかります。

多忙であるほど、立ち止まる時間を保つ大切さが見えてきます。

 

先だっての鳥取/本部での再研修でも、立ち止まる時間の大切さを感じました。

現在、4月からの研修生が研修中でした。自身のトレーニング指導を受けるとともに、研修の様子も見学しました

 

目を引かれたのは、身体に不調のある会員さまへの対応シミュレーションです。我々の研修当時とは異なる内容で、興味深く見学しました。

研修はある意味、現場に立つ前のリハーサルの場です。研修で失敗しておくことで、現場での良い対応につながります。

研修は単に教わるだけではなく、整理する時間が大切なことを思い出しました。

これも、立ち止まる時間と言えるでしょう。

 

トレーナーもアーティストも、本番前が、本番と同等以上に大切です。本番前の忙しい中で、いかに立ち止まる時間をつくれるかは大切なテーマです。

大会前のアスリート、しごとで多忙なビジネスマンも同じではないでしょうか。

 

メインとなる時間の密度は、前後の時間の有無に左右されます。

5分に満たない時間でも、気持ちに余裕が生まれます。メインの時間の密度が高まります。

5分に満たない時間を生みだすことで、まとまった時間も増えると感じています。

 

P.S.

『君のクイズ』小川 哲さん(朝日文庫)

映画化でタイトルを知って、手に取りました。小川 哲さんの作品も、クイズをテーマにした小説も初めてでした。ミステリとクイズが同時進行する展開と、主人公の脳内思考に思わず引き込まれました。巻末収録のエピソード「僕のクイズ」も秀逸です。

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